セレクトセール2019特集【1歳馬】

日本最大の競走馬の競り市「セレクトセール2019」が7月8日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕しました。

セレクトセールは、一般社団法人 日本競走馬協会(JRHA)が主催する世界有数の競走馬競り市です。開かれた市場の確立などを目的に1998年に始まり、三冠馬ディープインパクトなど多数のG1馬を輩出しています。

今年は7月8日と9日の2日間に渡って行われ、初日に1歳馬、2日目に当歳馬(0歳馬)のセリが開催されました。

このページでは、セレクトセール初日の1歳馬部門の落札結果についてまとめています。
セレクトセール2日目【当歳馬部門】の落札結果はこちらをご覧ください (^^)
>> セレクトセール2019特集【当歳馬】

1歳馬部門は、ミッキークイーンの全弟にあたる「ミュージカルウェイの2018」、サトノクラウンの半弟にあたる「ジョコンダIIの2018」などの注目馬が多数上場され、1億円を超える高額落札馬が21頭、落札総額は史上初の100億円超え(税抜)となるなど、セールは大盛況でした。

※以下、金額はすべて税抜で表記しています。

それではまず、1億円超えの高額落札馬21頭について詳しく見ていきます。

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1億円超の高額落札馬一覧【1歳馬】

上場馬名落札額(税抜)父馬落札者
ミュージカルウェイの20183億6000万円ディープインパクト近藤利一氏
ジンジャーパンチの20182億9000万円キングカメハメハ(株)サラブレッドクラブライオン
シンハディーパの20182億7000万円ハーツクライ杉野公彦氏
ジョコンダIIの20182億6000万円ディープインパクト金子真人ホールディングス(株)
ベルワトリングの20182億5000万円キングカメハメハ(株)サトミホースカンパニー
マラコスタムブラダの20182億3000万円ハーツクライ(株)スリーエイチレーシング
マーゴットディドの20182億1000万円フランケル金子真人ホールディングス(株)
サマーハの20182億1000万円ディープインパクト金子真人ホールディングス(株)
フラーテイシャスミスの20182億円ディープインパクト(株)サラブレッドクラブライオン
プリティカリーナの20181億8000万円ディープインパクト小笹芳央氏
ホットチャチャの20181億7000万円ダイワメジャー杉野公彦氏
ラッドルチェンドの20181億6500万円ドゥラメンテ(株)ダノックス
ダンサーデスティネイションの20181億6000万円ディープインパクト(株)サトミホースカンパニー
ムーンライトダンスの20181億6000万円ロードカナロア(株)Gリビエール・レーシング
エンジェルフォールの20181億5000万円ロードカナロア杉野公彦氏
ペルヴィアンリリーの20181億5000万円ドゥラメンテ(株)ダノックス
ワイの20181億3500万円ディープインパクト金子真人ホールディングス(株)
アドマイヤキラメキの20181億3000万円キズナ島川隆哉氏
ハヴユーゴーンアウェイの20181億3000万円ディープインパクト小笹芳央氏
シャンドランジュの20181億2500万円ロードカナロア三木正浩氏
ルモスティの20181億2000万円ドゥラメンテスクーデリア
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1億円超の高額馬の落札結果・血統背景

ルモスティの2018(牡1)

ルモスティの2018は、父ドゥラメンテ、母ルモスティ、母の父Fastnet Rockという血統。

上場番号1番のルモスティの2018が、いきなりの「億超え」となる1億2000万円の高値で落札されました。4000万円が一声で7000万円に上がるなど、セレクトセール1頭目から活発なセリとなったようです。

父は、1歳馬が初年度産駒となる2冠馬ドゥラメンテ。

ルモスティは、オーストラリアで芝1600mと芝1000mのG2・2勝を含む5勝を挙げています。

そして5代母はココットピルサドスキーファインモーションを輩出した名繁殖牝馬ココットに続く優秀な牝系の出身です。

ホットチャチャの2018(牡1)

ホットチャチャの2018は、父ダイワメジャー、母ホットチャチャ、母の父Cactus Ridgeという血統。

昨年の菊花賞2着馬エタリオウの半弟。

ホットチャチャは米国産馬で、クイーンエリザベス2世チャレンジカップS(米G1)など重賞を4勝。

アミューズメント施設「ラウンドワン」の代表取締役社長・杉野公彦氏が1億7000万円で落札しました。

ジョコンダIIの2018(牡1)

ジョコンダIIの2018は、父ディープインパクト、母ジョコンダII、母の父Rossiniという血統。

宝塚記念と香港ヴァーズを勝ったサトノクラウンの半弟。

ジョコンダIIはアイルランド産馬。G1・2勝のサトノクラウンのほか、チェヴァリーパークS(英G1)を制したライトニングパールの2頭のG1ホースを輩出しています。

父ディープインパクトのオーナーでもある金子真人ホールディングス(株)が2億6000万円で落札しました。

シンハディーパの2018(牡1)

シンハディーパの2018は、父ハーツクライ、母シンハディーパ、母の父ウォーエンブレムという血統。

オークス馬シンハライトの甥(おい)。

シンハディーパは競走馬としては1勝のみでしたが、シンハディーパの母シンハリーズは、オークス馬シンハライトを筆頭に、マーメイドSを制したリラヴァティ、ラジオNIKKEI杯2歳Sを制したアダムスピークと、3頭の重賞ウィナーを輩出している名繁殖牝馬です。

ラウンドワンの代表取締役社長・杉野公彦氏が2億7000万円で落札しました。

プリティカリーナの2018(牝1)

プリティカリーナの2018は、父ディープインパクト、母プリティカリーナ、母の父Seeking the Goldという血統。

プリティカリーナの叔父は、プリークネスSなど米G1を3勝した現種牡馬バーナーディニ
母系は北米の活気あるファミリーで、祖母イルドフランス、曾祖母キャララファエラがともにG1馬を輩出しています。

半兄は、若葉S2着の実績があり現3勝クラスのエクレアスパークル(父ハーツクライ)。全兄アンタラジーなど、兄姉に4頭のJRA勝ち馬がいて、コンスタントな活躍が見込める血統です。

「ホウオウ」の冠名で知られる小笹芳央氏が1億8000万円で落札しました。

小笹芳央氏のコメント
「牝でこの値段は結構高かったと思うけど、下見で気に入ってたので取れて良かった。馬体のバランスとか柔らかさは、下見から目を引いていた。血統面は文句なしにいい」

マーゴットディドの2018(牡1)

マーゴットディドの2018は、父フランケル、母マーゴットディド、母の父Exceed And Excelという血統。

父は、現役時代にG1・10勝を含む14戦全勝の完璧な成績を残し、欧州年度代表馬に2度輝いた英国のフランケル。フランケル産駒は、阪神JFとオークスを制したソウルスターリング、安田記念を制したモズアスコットなど、日本の芝にも高い適性を見せています。

マーゴットディドはアイルランド産で、芝1000m直線競馬のナンソープS(英G1)など5勝を挙げた快速馬です。

欧州が誇る名馬同士の配合で生まれた良血馬で、1歳馬のフランケル産駒で唯一の上場馬ということもありセリは白熱し、金子真人ホールディングス(株)が2億1000万円で落札しました。

ミュージカルウェイの2018(牡1)

ミュージカルウェイの2018は、父ディープインパクト、母ミュージカルウェイ、母の父Gold Awayという血統。

オークス&秋華賞の牝馬2冠を制したミッキークイーンの全弟。

ミュージカルウェイは、フランスで重賞を3勝しています。

1億円からスタートしたセリは、次の一声で1億5000万円まで跳ね上がり、一気に白熱。その後も値段は上がり続け、この日初の3億円を突破。最終的に「アドマイヤ」の冠名で知られる近藤利一氏が3億6000万円で落札しました。

3億6000万円(税抜き)は、1歳セリとしては11年セレクトセールのラストグルーヴに並ぶ史上最高タイの落札価格です。

近藤利一氏のコメント
「友道調教師が“どうしても欲しい”と言うことはめったにないので、熱望に応えるために競り合った。彼は(アドマイヤマーズで)G1を2つ勝ってくれたから、お礼も兼ねてですね」

同馬を預かる予定の友道調教師のコメント
「セリの下見からずっと見ているが、三拍子そろっている馬。立ち姿もいいし、歩かせてもいい。それに性格が素直。今日のディープインパクト産駒の中でも一番良かった。血統的に距離は1800~2000メートルがベストだと思うが、調教で距離もこなせるようにしていきたい」

ジンジャーパンチの2018(牡1)

ジンジャーパンチの2018は、父キングカメハメハ、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againという血統。

毎日王冠やオールカマーなど牡馬相手に重賞4勝を挙げた名牝ルージュバックの半弟。

ジンジャーパンチは、G1・6勝を挙げた米国の名牝。ディープインパクト産駒の半兄ポタジェも昨年の1歳セールで1億9000万円で落札されています。

7000万円からスタートしたセリは、瞬く間に2億円に到達。激しい争奪戦となり、最後は(株)サラブレッドクラブライオンが2億9000万円で落札しました。

同馬を預かる予定の矢作調教師のコメント
「お母さんは年齢を重ねていますが、この産駒の中で一番いいと思ったのでオーナーに強くお勧めしました。種牡馬になった時にサンデー系が入っていないのは強みになりますし、そのレベルまで強い馬にしたいと思っています。距離はマイルから2400メートルまでこなせるんじゃないかと。目標はもちろんダービーです」

ラッドルチェンドの2018(牝1)

ラッドルチェンドの2018は、父ドゥラメンテ、母ラッドルチェンド、母の父Danehill Dancerという血統。

リアルスティールラヴズオンリーユーの姪(めい)。

ラッドルチェンドは競走馬としてはダート1勝のみでしたが、ラッドルチェンドの母ラヴズオンリーミーは、ドバイターフなど重賞3勝を挙げたリアルスティール、今年のオークスを制したラヴズオンリーユー、東京新聞杯2着など重賞でも好走実績のあるプロディガルサンなど、実力馬を多数輩出している名繁殖牝馬です。

「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックスが1億6500万円で落札しました。

エンジェルフォールの2018(牡1)

エンジェルフォールの2018は、父ロードカナロア、母エンジェルフォール、母の父ジャングルポケットという血統。

オークス馬トールポピー、秋華賞馬アヴェンチュラ、重賞3勝フサイチホウオーの甥(おい)。

ラウンドワンの代表取締役社長・杉野公彦氏が1億5000万円で落札しました。杉野氏は本日3頭目の1億円超え落札。

ダンサーデスティネイションの2018(牡1)

ダンサーデスティネイションの2018は、父ディープインパクト、母ダンサーデスティネイション、母の父Dubai Destinationという血統。

ダンサーデスティネイションは英国産馬で、現役時はイタリアで2勝。伊1000ギニー(G3)を優勝し、伊オークス(G2)で2着に入っています。

ディープインパクトと伊1000ギニー勝ち馬の配合パターンは、中京記念を勝ったガリバルディ(母:シェンク)などの実績があります。

「サトノ」の冠名で知られる(株)サトミホースカンパニーが1億6000万円で落札しました。

サマーハの2018(牝1)

サマーハの2018は、父ディープインパクト、母サマーハ、母の父シングスピールという血統。

17年の日経賞、今年のAJCC、阪神大賞典と、重賞3勝の実力馬シャケトラの半妹。

シャケトラは、骨折で1年以上の長期休養を余儀なくされたものの、復帰戦のAJCC、阪神大賞典と重賞を連勝し、悲願のG1制覇を目指して調整されていた天皇賞春の追い切り中に粉砕骨折を発症してしまいました。

兄シャケトラも所有した金子真人ホールディングス(株)が2億1000万円で落札しました。

金子さんも思うところがあったのだと思います。G1制覇の夢なかばで天国に旅立ったシャケトラの分まで、妹にはがんばってほしいですね。

>> 馬運車に乗るまで立ち続けたシャケトラの偉大な最期|東スポ

ペルヴィアンリリーの2018(牡1)

ペルヴィアンリリーの2018は、父ドゥラメンテ、母ペルヴィアンリリー、母の父フレンチデピュティという血統。

札幌2歳Sの勝ち馬アドマイヤエイカンの半弟。

ペルヴィアンリリーは、競走馬としてはデビューできず繁殖入りしましたが、母としては札幌2歳Sを勝ったアドマイヤエイカンを輩出。さらに、母ペルヴィアンリリーの半姉にはダービー卿CTなど重賞4勝を挙げたフサイチエアデールがいる優秀な母系です。

「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックスが1億5000万円で落札しました。

ワイの2018(牡1)

ワイの2018は、父ディープインパクト、母ワイ、母の父Galileoという血統。

英G1・ヨークシャーオークス勝ち馬タペストリーの甥(おい)。

叔母(母ワイの全妹)はヨークシャーオークスを制したタペストリー、祖母は全欧2歳チャンピオンに輝いたランプルスティルトスキン。さらに、4代母はブリーダーズカップマイル連覇を含むG1・10勝を挙げた欧州マイル王にして、母としてもキングマンボやイーストオブザムーンなどを輩出した世界的超名牝ミエスク。さらに近親にリアルスティールラヴズオンリーユーがいるなど、母系は世界的名門の良血馬。

金子真人ホールディングス(株)が1億3500万円で落札しました。

ベルワトリングの2018(牡1)

ベルワトリングの2018は、父キングカメハメハ、母ベルワトリング、母の父Dushyantorという血統。

ベルワトリングは、チリ1000ギニー(チリG1)などG1を5勝し、チリの年度代表馬に輝いた名牝。

「サトノ」の冠名で知られる(株)サトミホースカンパニーが2億5000万円で落札しました。

里見治氏のコメント
「初めて競りに参加する人も高く買っていたから、思った以上に高額だったけれど、種牡馬になってくれれば、と思っているからね。キンカメの柔軟性もあって馬体もちょっと違う感じだし、目標はもちろんダービーです」

アドマイヤキラメキの2018(牡1)

アドマイヤキラメキの2018は、父キズナ、母アドマイヤキラメキ、母の父エンドスウィープという血統。

日本で重賞2勝、オーストラリアに移籍してG1・2勝を挙げたトーセンスターダムの半弟。

半兄のトーセンスターダム(父ディープインパクト)は、きさらぎ賞とチャレンジカップを勝ち、のちにオーストラリアへ移籍してトゥーラックHとエミレーツSを制してG1・2勝をマークしました。

さらに近親には、11年の天皇賞秋を制したトーセンジョーダン、09年の天皇賞秋とマイルCSを制したカンパニーがいます。

「トーセン」の冠名で知られる島川隆哉氏が1億3000万円で落札しました。

フラーテイシャスミスの2018(牡1)

フラーテイシャスミスの2018は、父ディープインパクト、母フラーテイシャスミス、母の父Mr.Greeleyという血統。

南部杯(交流G1)とプロキオンSを連覇するなど、ダート路線で活躍したベストウォーリアの半弟。

(株)サラブレッドクラブライオンが2億円で落札しました。

同馬を預かる予定の西村調教師のコメント
「ダートのG1馬のきょうだいだが、ディープが入ったことで芝でもやれると思います」

ハヴユーゴーンアウェイの2018(牝1)

ハヴユーゴーンアウェイの2018は、父ディープインパクト、母ハヴユーゴーンアウェイ、母の父Congratsという血統。

ハヴユーゴーンアウェイは、ダート1400mのバレリーナS(米G1)など北米で11勝した活躍馬。本馬が初子となります。

「父ディープインパクト × 母父Congrats」の配合パターンは、ホープフルSを勝ったハートレーなどの実績があります。

「ホウオウ」の冠名で知られる小笹芳央氏が1億3000万円で落札しました。

小笹芳央氏のコメント
「昨年は牡馬ばかりだったので、今年は牝馬を何頭か取りたかった。できれば有名な血統(ディープ産駒)も、と思っていました」

ムーンライトダンスの2018(牡1)

ムーンライトダンスの2018は、父ロードカナロア、母ムーンライトダンス、母の父Sinndarという血統。

愛ダービー馬グレイスワローの甥(おい)。

半姉ムーンライトベイは今年の桜花賞2着のシゲルピンクダイヤを輩出。さらに祖母スタイルオブライフは愛ダービー馬グレイスワローを出すなど、優秀な母系の良血馬です。

(株)Gリビエール・レーシングが1億6000万円で落札しました。

シャンドランジュの2018(牝1)

シャンドランジュの2018は、父ロードカナロア、母シャンドランジュ、母の父マンハッタンカフェという血統。

ヴィルシーナシュヴァルグランヴィブロスのいとこで、フレールジャックマーティンボロの姪(めい)。

シャンドランジュの半兄は、ラジオNIKKEI賞の勝ち馬フレールジャックや、中日新聞杯と新潟記念を勝った重賞2勝馬マーティンボロ。さらに半姉のハルーワスウィートは、ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナやジャパンカップを制したシュヴァルグラン、秋華賞とドバイターフを制したヴィブロスなどの母として知られる名繁殖牝馬で、日本が世界に誇る牝系出身の良血馬です。

靴や衣料品のチェーン店を展開している「ABCマート」の創業者で最高顧問を務める三木正浩氏が1億2500万円で落札しました。

マラコスタムブラダの2018(牡1)

マラコスタムブラダの2018は、父ハーツクライ、母マラコスタムブラダ、母の父Lizard Islandという血統。

デビュー2連勝で芙蓉Sを勝ったミッキーブラックの半弟。

マラコスタムブラダは、南米アルゼンチンで芝2200mのG1・ヒルベルトレレナ大賞を4馬身差で圧勝するなど、重賞2勝の実績馬。ヒルベルトレレナ大賞は、サトノダイヤモンドの母マルペンサも勝ったレースです。

セレクトセール初日(1歳馬部門)、最後の上場馬となったマラコスタムブラダの2018は、(株)スリーエイチレーシングが2億3000万円で落札しました。

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その他の注目馬・高額馬の落札結果【1歳馬】

上場馬名落札額(税抜)父馬落札者
カンビーナの20189800万円ディープインパクト二木英徳氏
シュペトレーゼの20189600万円エピファネイア野田みづき氏
ノーブルジュエリーの20189600万円ディープインパクト大塚亮一氏
ココシュニックの20189400万円ディープインパクト(株)レッドマジック
モンローブロンドの20188400万円ハービンジャー(同)雅苑興業
ファイナルディシジョンの20188000万円Into Mischief(株)サトミホースカンパニー
ウインミーティアの20187800万円ルーラーシップ廣崎利洋HD(株)
ロザリウムの20187400万円エピファネイア野田みづき氏
ゴジップガールの20187400万円ハーツクライ金子真人ホールディングス(株)
メジロバーミューズの20187000万円ドゥラメンテ江馬由将氏
ブラマンジェの20186600万円ルーラーシップ(株)ダノックス
ステレオタイプの20186200万円ロードカナロア廣崎利洋HD(株)
プロヴィナージュの20186100万円ドゥラメンテ金子真人ホールディングス(株)
グローリアスデイズの20185600万円ロードカナロア牧埜幸一氏
テディーズプロミスの20185200万円ドゥラメンテ阿部雅英氏
クロノロジストの20185200万円モーリス金子真人ホールディングス(株)
スノースタイルの20185200万円ディープインパクトノーザンファーム
アコースティクスの20185000万円ドゥラメンテ近藤利一氏
パンデリングの20185000万円エピファネイア久米田正明氏

ファイナルディシジョンの2018(牡1)

ファイナルディシジョンの2018は、父Into Mischief、母ファイナルディシジョン、母の父Super Saverという血統。

(株)サトミホースカンパニーが8000万円で落札しました。

プロヴィナージュの2018(牡1)

プロヴィナージュの2018は、父ドゥラメンテ、母プロヴィナージュ、母の父フレンチデピュティという血統。

プロヴィナージュは、秋華賞3着など重賞でも好走実績があります。

金子真人ホールディングス(株)が6100万円で落札しました。

テディーズプロミスの2018(牝1)

テディーズプロミスの2018は、父ドゥラメンテ、母テディーズプロミス、母の父Salt Lakeという血統。

テディーズプロミスは、米G1勝ち馬です。

阿部雅英氏が5200万円で落札しました。

シュペトレーゼの2018(牡1)

シュペトレーゼの2018は、父エピファネイア、母シュペトレーゼ、母の父ディープインパクトという血統。

野田みづき氏が9600万円で落札しました。

ノーブルジュエリーの2018(牡1)

ノーブルジュエリーの2018は、父ディープインパクト、母ノーブルジュエリー、母の父Smarty Jonesという血統。

ノーブルジュエリーは、洛陽S(OP)勝ち馬で京都牝馬S(G3)3着の実績があります。

大塚亮一氏が9600万円で落札しました。

ブラマンジェの2018(牡1)

ブラマンジェの2018は、父ルーラーシップ、母ブラマンジェ、母の父クロフネという血統。

セレクトセール上場馬で初の白毛馬

祖母シラユキヒメは、突然変異で誕生したサンデーサイレンス産駒の白毛馬。

交流G2・関東オークスを勝ったユキチャン、JRA史上初の白毛馬による勝利を挙げたホワイトベッセル、ぶち模様の馬体が人気だったブチコなどの甥(おい)に当たります。

「ダノン」の冠名で知られる(株)ダノックスが6600万円で落札しました。

ロザリウムの2018(牡1)

ロザリウムの2018は、父エピファネイア、母ロザリウム、母の父キングカメハメハという血統。

ジャパンカップ、朝日杯FSなどを制したローズキングダムの甥(おい)。

近親に活躍馬が多数いるバラ一族。祖母はローズバド、祖母の全弟は金鯱賞など重賞3勝のローゼンクロイツ

野田みづき氏が7400万円で落札しました。

クロノロジストの2018(牡1)

クロノロジストの2018は、父モーリス、母クロノロジスト、母の父クロフネという血統。

今年のヴィクトリアマイルを制したノームコア、クイーンカップを勝ち今年の牝馬クラシックで常に上位に入ったクロノジェネシスの半弟。

金子真人ホールディングス(株)が5200万円で落札しました。

ステレオタイプの2018(牡1)

ステレオタイプの2018は、父ロードカナロア、母ステレオタイプ、母の父サンデーサイレンスという血統。

皐月賞、安田記念、朝日杯FSなどG1・3勝馬ロゴタイプの半弟。

廣崎利洋HD(株)が6200万円で落札しました。

モンローブロンドの2018(牡1)

モンローブロンドの2018は、父ハービンジャー、母モンローブロンド、母の父アドマイヤベガという血統。

(同)雅苑興業が8400万円で落札しました。

アコースティクスの2018(牡1)

アコースティクスの2018は、父ドゥラメンテ、母アコースティクス、母の父Cape Crossという血統。

ダービー馬ロジユニヴァースの半弟、秋華賞馬ディアドラのいとこ、ダート重賞4勝ランフォルセの甥(おい)に当たります。

近藤利一氏が5000万円で落札しました。

パンデリングの2018(牝1)

パンデリングの2018は、父エピファネイア、母パンデリング、母の父キングカメハメハという血統。

現役最強牝馬アーモンドアイの姪(めい)。

久米田正明氏が5000万円で落札しました。

カンビーナの2018(牡1)

カンビーナの2018は、父ディープインパクト、母カンビーナ、母の父Hawk Wingという血統。

カンビーナは、アメリカの芝のG1・アメリカンオークスの勝ち馬。

全兄トーセンカンビーナは、3年前のセレクトセールで2億3000万円で落札されています。

二木英徳氏が9800万円で落札しました。

ココシュニックの2018(牝1)

ココシュニックの2018は、父ディープインパクト、母ココシュニック、母の父クロフネという血統。

富士S勝ち馬で、G1・2着3回の実績馬ステファノスの全妹。

(株)レッドマジックが9400万円で落札しました。

グローリアスデイズの2018(牝1)

グローリアスデイズの2018は、父ロードカナロア、母グローリアスデイズ、母の父サンデーサイレンスという血統。

重賞3勝、G1・2着3回の実績馬リンカーン、皐月賞馬ヴィクトリーの姪(めい)。

牧埜幸一氏が5600万円で落札しました。

ウインミーティアの2018(牡1)

ウインミーティアの2018は、父ルーラーシップ、母ウインミーティア、母の父アグネスタキオンという血統。

廣崎利洋HD(株)が7800万円で落札しました。

メジロバーミューズの2018(牡1)

メジロバーミューズの2018は、父ドゥラメンテ、母メジロバーミューズ、母の父アサティスという血統。

江馬由将氏が7000万円で落札しました。

ゴジップガールの2018(牡1)

ゴジップガールの2018は、父ハーツクライ、母ゴジップガール、母の父Dynaformerという血統。

ゴジップガールは、アメリカの芝のG1・アメリカンオークスの勝ち馬。アメリカンオークスは、05年に日本から挑戦したシーザリオも勝ったレースです。

金子真人ホールディングス(株)が7400万円で落札しました。

スノースタイルの2018(牝1)

スノースタイルの2018は、父ディープインパクト、母スノースタイル、母の父ホワイトマズルという血統。

8歳まで息長く活躍して「レイアー姐さん」の愛称でファンも多かった重賞4勝スマートレイアーの全妹、京都新聞杯を勝ったプラチナムバレットの半妹に当たります。

ノーザンファームが5200万円で落札しました。

セレクトセール2019 結果・総括【1歳馬】

セレクトセール初日は、2018年に生まれた1歳馬部門。午前10時にスタートしました。

239頭が上場され、222頭が落札。※欠場7頭

落札総額は、史上初の100億円超えとなる107億3200万円を記録。過去最高を記録した昨年(96億7450万円)を大きく上回り、5年連続で史上最高額を更新する結果となりました。

1頭当たりの平均落札額4834万円も昨年(4585万711円)を上回り過去最高。落札率も92.9%を記録しました。

1億円を超える高額落札馬は、21頭(昨年は23頭)。

最高落札額となったのは、ミッキークイーンの全弟「ミュージカルウェイの2018」(父ディープインパクト)。「アドマイヤ」の冠名で知られる近藤利一氏が3億6000万円で落札しました。これは、日本のセール史上5位タイの高額落札です。

ちなみに、日本のセリ価格史上1位は、06年のセレクトセール当歳で6億円を記録したディナシー(牝、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー)。

史上2位は、17年のセレクトセール当歳で5億8000万円で落札されたアドマイヤカストル(牡、父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ)です。馬名からも分かるように、落札者は近藤利一氏です。

1億円以上の高額落札馬は、過去最多の23頭だった昨年を下回る21頭だったものの、上場1頭目からいきなり1億円超えの落札となり、「ミュージカルウェイの2018」が史上5位タイの3億6000万円、そして最後の上場馬「マラコスタムブラダの2018」が2億3000万円と、最後までセールは盛況だったようです。

セールを主催した日本競走馬協会理事でノーザンファーム代表の吉田勝己氏のコメント
「驚きしかない。ハーツクライもロードカナロアも何でも出たね。競りで声を掛ける人の数も多いし回数も多い。すごくいいことと思う。馬の質がそろっているということ」

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という訳で、「セレクトセール2019」初日の1歳馬部門の特集をお送りしました。

セレクトセール2日目【当歳馬部門】の特集も読んでみようかなと思ってくださる方は、こちらからどうぞ (^^)
>> セレクトセール2019特集【当歳馬】

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